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快適な住まいづくりを目指し

9月も中旬を過ぎ、朝晩は冷え込む日も増え秋の虫の声も聞こえてきました。まだまだ気温の変動は激しいですが、秋がやってきたようです。
今回は既存建物への浴室増築工事を請け負いましたので、その件について書いていきます。

前回、中古住宅売買の仲介に関しましてお伝え致しましたが、そのお取引の打合せの中で買主様より、浴室の増築工事のご相談を受けておりました。
決済が済まない事には着手が出来ない為、事前に工事計画や見積り、ユニットバスの提案書を基にしての機器の選定など、行える作業を進めた上で、無事決済終了後に、あらためて買主様(施主様)より浴室の増築工事の依頼をいただきました。

プレゼンボード

今回の工事は、元々浴室が母屋に無く、少し離れた別棟にあった為、夏の暑い日も、冬の寒さ厳しい日も、外を移動し入浴しなければならず、天候の悪い日は傘を差す必要までありました。
そこで建物の売買に伴い、母屋の化粧洗面室隣の収納を取り壊し、1.25坪の浴室を設置する計画が浮上して参りました。スペース的に不足するぶんは外へ増築し補う事となりました。面積的には小さくとも、増築工事における作業手順は新築と余り変わらぬ上、解体工事も伴う為、工程を検討する際は注意が必要です。

工程表

着工は猛暑真っ只中の8月上旬からとなり、強い日差しの中、職人が汗まみれになりつつ基礎工事を進め、盆前に基礎のコンクリート打設まで進め、盆休みをコンクリートの養生期間に充てる事ができました。

外部コンクリート撤去

その後、大工が既存建物に合わせ建て方を行って行きますが、既存の天井板や外壁を壊していく内に、既存建物の軒高が想定以上に低い為、ユニットバスの施工高さ確保が困難になると判りました。
大工・電気・設備・ユニットバスメーカーなど、皆で集まり試行錯誤し、無事施工寸法を確保する事ができました。

着工前

解体後

施主様の新たな生活が快適な暮らしとなる様、工事は進行中です。

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