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昔の夏と、今の快適な暮らし

 8月も中盤を迎え今年もジリジリと焼けるような夏となっています。

 夏になると思い出すのが学生時代のことです。高校は工業系の学校だったため、生徒の90%以上が男子。今のように教室にはエアコンなどなく、暑い教室でズボンの裾を膝までまくり上げ、汗だくになりながら授業を受けていました。窓を開けても入ってくるのは暑い風。授業に集中するというより、いかに暑さをしのぎ終業チャイムまで耐えるかの戦いだったような気がします。

 その後、東京の学校へ進学して男子寮に入ったのですが、そこも部屋にエアコンなどなし。RC造の建物に二人部屋となっていましたが、6畳一間の部屋に二段ベッドに机2台が置かれ、部屋は人ひとり通るがやっとの通路が残るだけ。そんな中。小さな窓に扇風機一台だけで東京の猛暑を乗り切りました。夜になっても部屋の中は昼間の熱気が残り、暑さのあまり屋上や洗面所で水を浴びたり、深夜3時4時まで眠れずに過ごす事も多かったです。それも今となっては懐かしい思い出です。

 そんな生活を送っていたからこそ、夏休みに実家へ帰り、エアコンの効いた部屋に入った瞬間の「これが文明の利器がある生活や―」という感動は、今でも忘れられません。エアコンの効いた部屋で過ごせることが当たり前になった今、その快適さを改めてありがたいことだと感じます。昔の暑さを思い出しながら、文明の利器に感謝して、この夏も元気に乗り切りたいと思います。

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